■泉福寺の由来
当山は安永四年乙未の正月十六日に建立され、ご本尊十一面観音は鎌倉時代の作と伝えられ、初代住職に真清和上がすわられた。境内には安元二年(1175年)の釣鐘が有り、平安時代より山野に響きわたり、人々の耳に時をつげ、心に安らぎを与え煩悩を消除せしめる、和歌山県最古の梵鐘が有り、国の重要文化財に指定されている。人々は此の鐘音一度聞けば難病たちまちにして去り、心安住にして千里の仏音を聞くと伝えられている。
又、当境内には支那事変並びに、大東亜戦争による戦没者の供養塔が約300基を数え、其の内に東條英樹並びに山本五十六等将官の供養塔約100基も含まれている。
■観光
境内には桜が植えられ、高野五十丁の麓にして、高山の植物も楽しめる。
旧初午会式には、たくさんの参詣者があり、大餅投げを行う。
■年中行事